
アニメ沼にハマった私に起きた10の変化

本記事では、SEO対策で初心者が取り組むべき3つのSEO対策を
に向けて解説します。
SEO対策の成功を握るには以下の5つです。
それぞれ解説します。
そもそもSEO対策の役割や目的を理解せずに対策を行うことは、ゴールまでが分からずに挫折する原因の元になります。
たとえば
「SEO対策で集客を行えば、PVとCVがどのくらい伸びて会社の売上どのくらい上がるのか」
このあたりの見込みが曖昧であれば、これから述べる運営方針やミッションもブレてしまいます。
SEO対策の役割について詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください。
WEBサイトの運営方針を明確にすることは、道に迷ったときのコンパスのように役立ちます。
特にコンテンツを複数人で管理する場合は運営方針がブレてしまうと、意見の相違でトラブルにつながるかもしれませんので、あらかじめ運営方針は決めておくといいでしょう。
などがあります。
たとえば、サイバーエージェントさんが掲げるミッションステートメント(運営方針に近い意味あい)では以下のような方針があります。
インターネットという成長産業から軸足はぶらさない。
世界に通用するインターネットサービスを開発し、グローバル企業になる。
ライブドア事件を忘れるな。
https://www.cyberagent.co.jp/corporate/vision/
サイバーエージェントさんは社風が自由でイケイケなイメージが強いですが、このように徹底して統制を行っているからこそ、売り上げが上がっているのです。
また、コンテンツ制作も同様に運営方針を決めておくことで、PDCAを回しやすくなります。
コンテンツを制作する上で、運営方針からズレていないか確認するクセはSEO対策に役立ちます。
ミッションはサイト運営の究極の目的です。
よくあるミッションとして、社会問題の解決を標榜するサイトが多いです。
例えば
などがあります。
サイバーエージェントの例を再び出すと「21世紀を代表する会社を創る」
これは会社単位でのビジョンなので、ミッションより広範な意味で使われていますがSEO対策の前にミッションを作ることは欠かせません。
あなたのサイトを訪問してくれたユーザーをイメージできますか。
令和の時代のデジタルコンテンツは、余るほど氾濫しているので、雑なコンテンツは
残酷なまでに流し読みされます。
「あっ、このサイトの文章はわかりにくい。読みにくい。」
といった印象を防ぐ必要があります。
また、これはSEOにも悪影響をもたらすと言われています。というのも「Pogosticking」ポゴスティッキングと呼ばれるアルゴリズムをGoogleは持っている可能性が高いからです。
SEOコンサルタントの権威者Brain Dean氏が執筆した記事「Google’s 200 Ranking Factors: The Complete List (2022)」によると以下のように述べています。
137 Pogosticking:「Pogosticking」は特殊なタイプのバウンスです。この場合、ユーザーは他の検索結果をクリックして、クエリに対する回答を見つけようとします。
Googleの200のランキング要素:完全なリスト(2022)より
ポゴスティックの人々が得た結果は、大幅にランキングが下がる可能性があります。
Googleの200のランキング要素:完全なリスト(2022)より
要するに、サイトから離脱したユーザーの行動もあなたのサイトSEOに影響を与えるということです。
例えば、ユーザーの行動が
サイトA(あなたのサイト。不満!検索続ける)→サイトB(不満!検索続ける)→サイトC(満足!検索終了)
となった場合、サイトAとサイトBはSEOに確実に悪影響だと考えていいでしょう。
ポゴスティッキングは日本でもあまり話題になっておらず、離脱率や直帰率の話題がメインになりがちです。この事実を踏まえた上で
を徹底的に考えることに何日も費やすことは合理的な考えだと言えます。
コンテンツにユーザーがあなたのサイト1記事で満足して検索行動が終了します。
また、このときの直帰率はSEOに悪影響を与えるどころか、むしろプラスに働く可能性が高いです。
ユーザーはコンプレックスや疑問に思ったこと、解決したい悩みなどであなたのコンテンツを見に来てくれます。
「女性で体毛が濃いのは恥ずかしいなあ。家庭用脱毛機だと脱毛しきれないから、脱毛サロンに通おうかしら。」
「転職したいけど、上司にバレると気まずいなあ。ブラック企業で給料も上がらないし、うまく転職するにはどうすれば良いかな」
このようなコンプレックスや悩みをしっかり解決してくれるサイトはSEOの王道であり、長く生き残るサイトになるでしょう。
下記記事でも初心者向けSEO対策について紹介しています。
初めに取り組むべきSEO対策の進め方は以下の3つです。
それぞれ解説していきます。
スモール/ロングテールキーワードは、ビッグキーワードより上位表示が容易であるため、コンテンツ記事の初期段階で必ずキーワード選定を行ってください。
スモール/ロングテールキーワードのボリューム数はサイトによって異なりますが、一般的には以下のボリューム数が多いです。
ビッグキーワードのコンテンツを上位表示させればアクセス数を永続的に集められますが、競合サイトがひしめいているため、スモール/ロングテールキーワードからコンテンツ制作を始める必要があります。
「スモール/ロングテールキーワードを上位表示させても、PVが増えなきゃ効果が低いのでは?」
と思われるかもしれませんが、スモール/ロングテールキーワードはビッグキーワードにSEO対策で良い影響を与えると言われています。
というのもGoogleが高品質なコンテンツを決める上で
の3つの要素の頭文字を取ったEATに大きな影響を与える可能性があるからです。
Googleの検索品質評価ガイドラインによると
もし、コンテンツを作成している人が、そのトピックの「専門家」になれるような種類と量の人生経験を持っているようであれば、私たちはこの「日常の専門知識」を評価し、その人/ウェブページ/ウェブサイトがその分野で「正式な」教育や訓練を受けていないことを理由にペナルティを課さないことにしています。
Google検索品質評価ガイドラインより
この専門家をアルゴリズムが判断するには、ロングテールキーワードの専門的な知識やコンテンツがビックキーワードの上位表示につながることもあり得ます。
ちなみに、E-A-Tは『検索品質評価ガイドライン』で「品質評価の最重要項目」と言われています。
キーワードに依存した記事テーマではなく、自社サービス/商品/企業PR/店舗PR/業界等をテーマにユニークな切り口での記事制作は、ロケットのようにアクセスを伸ばす可能性を秘めています。
いずれの記事もキーワード設定をしていません。
しかし、なぜ拡散数が圧倒的でいいねの数が多く、結果として売上増加につながっているのでしょうか。
情報であふれている令和の時代に「いかがでしたか記事のような誰でもかけるコタツ記事」は淘汰されていきます。
SNSやnote、メルマガを活用することで、サイトの外部リンク/サイテーション獲得に貢献します。
しかし、あくまでコンテンツを拡散させることが目的であるため、外部プラットフォームはサブであり、SEOとコンテンツの質をメインに据えるべきです。
また、情報発信はサイト内容と一貫性を持たせておきましょう。
たとえば、整骨院のサイトを運営しているにも関わらず、Twitterで猫の写真を載せても整骨院としてのブランディングやサイテーションによくありません。
SEO対策の評価指針を決めることは、モチベーション維持に役立ちます。
ところどころ中継地点(マイルストーン)を挟むことで、挫折することなくSEO対策を進められるでしょう。
SEO対策の評価ポイントとして持ち入れられる点は下記4つが多いです。
新規記事更新数や施策本数は、もっともわかりやすい指標です。
しかし、記事数を重視するあまり、肝心のコンテンツの質が低くなりすぎないように注意しましょう。
評価ポイント4つ目のSNSエンゲージメントとは、SNSの投稿に「いいね」「RT」「コメント」など、ユーザーからのリアクションのことです。
この数が高くなればなるほど、比例してサイトへのクリック数やPV増加につながります。
エンゲージメントを評価ポイントとする担当者も多いです。
2022年以降より評価ポイントとしての重要性が上がるのは3の被リンクです。
被リンクは客観性があり、おすすめの評価ポイントです。
なぜなら、
があり、サイト管理者の主観が混じることなく、評価ポイントとして正しく機能します。
ただ、被リンクを欲するあまり、以下のようなペナルティには気をつけましょう。
Google Search Centralでは以下のリンクでペナルティを与えるとされています。
●過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。
●アンカー テキスト リンクにキーワードを豊富に使用した、大規模なアーティクル マーケティング キャンペーンやゲスト投稿キャンペーン。
●自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成すること。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/link-schemes
また、サイトのリンク数を調べるには「UberSuggest」や「ahref」といった有料のSEOツールが必要です。
SEO対策ツールは星の数ほどありますが、「長年」使われているツールは一握りであり、下記の5つはぜひインストールして使い方をおさえておきたいところです。
それぞれ解説していきます。
Google AnalyticsはGoogleが無料で提供しているツールです。
サイト内でのユーザーの行動が検索上でどのように表示されているかを丸裸にできます。
基本機能は以下のとおりです。
無料で上記の4つの疑問を丸裸にできるメリットは非常に大きいと言えます。
GoogleAnalyticsの導入方法は、別記事にて紹介していますが、思考停止で導入して良いぐらい便利なツールです。
Google Search Consoleも同様にGoogleが無料で提供しているツールであり、サイトがGoogle検索上でどのように表示されているかを丸裸にできます。
どちらかといえば、サイト外のユーザーの行動に焦点を当てたツールです。
基本機能は以下のとおりです。
カタカナ用語が多くて混乱するかもしれませんが、それぞれ検索外のユーザ行動を調査するために欠かせない機能ばかりです。
ラッコキーワードは、2012年からSEO担当者に好まれ続けた旧関連キーワードツール(仮名・β版)の意思を引き継いで運営されています。
調査キーワードを入力すれば、キーワードリサーチの必須情報を収集してくれるツールであり、高品質なコンテンツ制作に必須です。
ラッコキーワードでできることは以下のとおりです。
無料で使用できるSEOツールの中では、検索意図やニーズ把握を効率的に行える非常に便利なツールです。
※注意点:ラッコキーワードは2022年2月に調査数が有料化されました。
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供する無料ツールでありキーワード検索回数を調査できます。
Googleキーワードプランナーができることは以下のとおりです。
とくに、キーワード把握はSEOにおいて無料で使える数少ないツールです。ラッコキーワードと異なるのは、キーワードのみならず大まかなキーワードボリュームも無料で把握できることです。
GRCは、検索順位チェックツールです。
順位変化をグラフ表示で直感的に操作できるため、複雑な知識や専門性なしにビジュアルですばやい順位変動の把握が可能です。
2004年開始と老舗の検索順位チェックツールであり、個人から大企業まで使われ続けているツールとして、競合の検索順位ツールを「信頼」と「実績」の点において圧倒しています。
Googleのアップデートを冷静に対処してコンテンツの順位を維持するためには、検索順位ツールを導入することは欠かせません。
たとえるなら、災害に備えるために懐中電灯や非常食などを買う理屈と変わりません。
GRCの基本機能は以下のとおりです。
●すべての検索キーワードの順位チェックを、ボタン一発で一括調査。
● 自サイトの検索順位だけでなく、競合サイトの検索順位も追跡します。
●検索結果上位100サイト全ての、日々の順位履歴の記録も可能。
順位の変動をグラフで一覧表示します。
●複数のURL、検索キーワードを簡単に登録。
●検索順位の過去の履歴をすべて記録します。
https://seopro.jp/grc/
上で引用した機能は、GRCのごくごくわずかの機能に過ぎません。
詳しい使い方について、もっと興味があるWEB担当者や経営者の方々は「別記事タイトル名」を見てください。
補足
有料ツールでは「UberSuggest」や「ahref」など有名どころが多数存在します。これらの機能の導入は必須ではないものの、月額10,000円〜程度で類似サイトの競合サイト分析がはかどります。
運用体制の整備が崩れていると、「ライター」「ディレクター」「校正者」「編集長」の区別が曖昧になって、組織崩壊につながってしまいます。
また、ダラダラした運用体制ではKPI目標達成まで遠くなり、モチベーション維持も難しくなるでしょう。
ポイントは2つ。
それぞれ解説します。
この順番が逆になると、作業工程で無駄なやりとりや施策を行ってしまい、無駄な「人件費」や「外注費」が発生してしまいます。
予算と相談しながら外注を活用してSEO試作スピードを上げるのも良いでしょう。
しかし、外注先のライターの質はバラバラであるため、信頼できるディレクターにライターの選別を行う必要があります。
外注はコンテンツ制作、SEO試作スピードを早める効果がありますが、あくまでディレクターの采配しだいで成功につながります。
この辺りはチェックしておきたいところです。
具体的なコンテンツ制作については下記記事で紹介しています。
本記事では基本的なSEO対策について紹介してまいりました。
弊社では日々効果的なSEOを研究しております。
SEO対策がなかなかうまく進まないとお悩みの方は気軽にご相談ください。