SEOキーワード選定は顧客起点がポイント!1位を取るための手順は!?
SEOキーワードの選定方法が分からずに悩んではいませんか?
収益化ができるキーワードを上位表示させて、自社サイトを大きくしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
実は多くの人がキーワード選定で損をしています。
本記事では収益化できるSEOキーワードを発掘する選定手順から、しっかり収益に繋げる方法について弊社独自の手法を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
✔ 損をしないSEOキーワードの選定方法
✔ 効果的なSEOキーワード選定の概念
目次
SEOキーワードの考え方
SEO対策のコンテンツを作成していくなかで、SEOキーワードの選定は大切です。
SEOキーワードはただツールを利用して決めるだけではなく、他の視点からもキーワードを見つけ出すことができます。
まずはSEOキーワードについての認識を見直してみましょう。
顧客起点での発想
SEOキーワードを選定するときに、はじめからキーワード選定ツールを利用する人も多いですよね。
ですが、ツールよりもまず先に顧客起点の発想を得ることをおすすめします。
顧客はどのような悩みを抱えているか、どのようなコンテンツがユーザーに求められているのかを把握してください。
Googleの方針としてもユーザーファーストが掲げられています。
ユーザーに焦点を絞れば、他の物はみな後からついてくる
Googleは、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。
また顧客に寄り添ったコンテンツはユーザーに見てもらいやすく、検索上位にも上がりやすいです。
SEOキーワードを考えるときは、自社の顧客がどのような悩みを抱えているか知ることから始めましょう。
顧客ニーズを知ることはSEOキーワードを選定するうえで大切です。
顧客の課題=キーワードになる
顧客の課題は、そのままSEOキーワードになります。
コンテンツを作成する目的は、ユーザーの悩みを解決することなので、顧客の課題を理解することがSEOキーワードを見つける手がかりになります。
顧客の悩みを洗い出すことで、コンテンツに記載するべきキーワードがいくつも浮かび上がってくるでしょう。
その中からユーザーが知りたいことを詳細に応えるため に、SEOキーワード選定ツールなどを活用していきます。
SEOキーワードのピックアップ方法
では実際にキーワードのピックアップ方法を具体的に紹介していきます。
以下の方法を順番に行えば効率的にSEOキーワードが見つけ出せるでしょう。
1.顧客課題から洗い出す
2.ツールから洗い出す
3.さらに視野を広げて洗い出す
顧客課題から洗い出す
先ほど紹介した顧客起点の発想からユーザーの課題や悩みを知り、キーワードを洗い出しましょう。
また実際にユーザーの声を聞いてみるのもおすすめです。
一人の顧客を知ることで、新たなニーズに気づけます。
顧客課題から得た発想は、コンテンツの精度を上げてくれます。
SEO対策のためには、顧客課題を徹底的に分析しましょう。
ツールから洗い出す
顧客課題の分析が終わったら、いよいよツールを利用してSEOキーワードを洗いだしていきます。
以下のキーワード選定ツールが有名で利用する人も多いです。
・ラッコキーワード
・Googleキーワードプランナー
ラッコキーワード
ラッコキーワードはキーワードのサジェストを分かりやすく羅列してくれるツールです。
Google内のキーワードはもちろん、AmazonやBingのサジェストも抽出してくれます。
顧客課題の洗い出しから出たキーワードのサジェストを調べてみましょう。
また、周辺語や類語などの深堀調査や、共起語などの競合調査もできます。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーとは、キーワードの月間検索ボリュームや予測データを提供してくれるツールです。
ユーザーに検索されているキーワードのボリュームを知ることで、どのキーワードを扱えばよいのか見えてきます。
先ほど紹介したラッコキーワードでキーワードのサジェストをコピーし、Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを知るという使い方もおすすめです。
さらに視野を広げて洗い出す
SEOキーワードをツールを利用して決めきるのもよいですが、さらに視野を広げて洗い出すと思いもよらなかったキーワードが浮かび上がることもあります。
以下の方法も取り入れてSEOキーワードを見つけましょう。
・TwitterなどのSNSで関連キーワードを検索して、ツイートからヒントを得る
・検索広告へテスト出稿
TwitterなどのSNSで関連キーワードを検索してツイートからヒントを得る
Twitterで今まで候補に上がったキーワードや関連キーワードを調べて、ツイートからさまざまなヒントを得ましょう。
Twitterは幅広い層が利用していて、さまざまなツイートがされています。
顧客起点と同じ考え方ですが、実際に自社の顧客となりえる人の意見を知ることができます。
参考になるツイートの解決方法を提示できるコンテンツが作成できるか考えてみましょう。
検索広告へテスト出稿
GoogleやYahoo!の広告にテスト出稿しましょう。
広告を出稿することでさまざまなデータを集められます。
入札キーワードに関連する流入キーワードも得られるでしょう。
キーワードに関連する情報は広告の管理画面から知ることができ、Googleでは検索語句、Yahoo!では検索クエリの項目からヒントを得られます。
利用している広告の管理画面で、ユーザーがどのようなキーワードを検索して出稿した広告までたどりついたかを知ることができます。
今後のSEOキーワード選定においてとても役に立つでしょう。
流入キーワードの中にはこちらが想定していないキーワードが含まれているかもしれません。
実際のユーザーの知りたい情報を検索した生の声なので、ツールでも拾えなかった単語もでてくるでしょう。
実際にユーザーが検索しているキーワードこそお宝キーワードなので、一度広告をテスト出稿して顧客が知りたいことを調べましょう。
SEOキーワードの選び方
SEOキーワードをいくつかピックアップできたら、そこから実際に扱うキーワードを選んでいきます。
SEOキーワードの選び方は以下の方法でできます。
・トピック単位でカテゴライズ
・トピッククラスターを作る
・キーワード選定の優先順位
・内部リンク設計も戦略的に
トピック単位でカテゴライズ
まずはピックアップしたキーワードをトピック単位でカテゴライズしましょう。
バラバラのままキーワードを扱うと、どのようにコンテンツを作成したらよいのか分からなくなってしまいます。
今までの工程で集めたキーワードを整理整頓しましょう。
トピッククラスターを作る
トピッククラスターとは、メインキーワードに検索意図が類似するキーワードを紐づけることを指します。
一番見てほしいメイントピックのキーワードを策定し、そのキーワードの詳細がわかるサブトピックのキーワードをいくつか作りましょう。
トピッククラスターを作ることで、記事作成もしやすく、コンテンツもすっきり見せられます。
キーワード選定の優先順位
SEO対策をするキーワードの優先順位をつけるのも大切です。
サイトの規模や状況、そしてニーズに応じて対策キーワードの優先順位は変化していくからです。
最初からビッグキーワードばかり対策していても、他の大手サイトに埋もれてしまい、なかなか順位はあがりません。
そのためビッグキーワードよりは競合性が低いミドルキーワードやスモールワード、ロングテールキーワードも扱いましょう。
例えばサイトのドメインパワーが強かったり、収益化ができたりしている状態なら、ビックキーワードに挑戦しても良いでしょう。
一方でクリック率が低かったり、収益化ができていなかったりする場合はミドルキーワードやスモール、ロングテールキーワードなどに重点を置いて検索順位を上げ、サイトの安定化を図ることが大切です。
キーワード市場もしっかりと見極めましょう。
扱うキーワードはユーザーにとってニーズがあるかをしっかりと調べて、市場価値があるキーワードを扱いましょう。
自社サイト状況や市場価値を分析して、ロングテールキーワードを扱って上位表示を狙いにいくと決めた場合は以下の記事を参考にしてください。
内部リンク設計も戦略的に
内部リンク設計も戦略的に行いましょう。
トピッククラスターを作ったときに、繋ぐべき記事が可視化されます。
繋ぐべき記事の中でどのように内部リンクを貼るかを考えながら、記事づくりをしましょう。
ただ内部リンクを貼るだけでは、記事に違和感がでてしまい、ユーザーの興味を惹きません。
記事作成から内部リンク設計まで戦略的に考えることで、ユーザーがコンテンツ内を巡回してくれる機会が増えるでしょう。
内部リンクの設置方法について、詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
再検索キーワードも考慮
ユーザーが知りたいキーワードを検索し、出てきたコンテンツを見ても課題が解決しなければ、再検索をして答えを出すことはよくあることでしょう。
そのため、SEO対策をするには再検索についても考慮する必要があります。
この項では再検索キーワードについての考えを紹介しましょう。
読者の検索意図を満たし再検索をさせない
読者の検索意図を満たし再検索をさせないのがSEOの評価基準として考えられています。
何度も検索して答えを出すのはユーザーに負担がかかります。
Googleが考えるユーザーファーストの理念に沿うならば、再検索をさせない記事を作成するべきなのです。
最近のGoogleでは再検索キーワードが分かりやすく表示されるようになっています。
例えば「他の人はこちらも質問」や「他のキーワード」といった項目で、検索キーワードの検索結果を見た後に、他の人が再検索しているキーワードを出してくれます。
これらの表示はユーザーがストレスなく検索するために作られているのです。
そのためこれらの項目で表示された再検索キーワードを記事内で扱えば、ユーザーの課題をすぐ解決でき、再検索される確率を減らせるでしょう。
また、記事内だけではユーザーの検索意図を満たせないこともあります。
その場合は、再検索キーワードに関連する記事を内部リンクで繋ぐのがおすすめです。
すると、ユーザーの検索意図をサイト内だけで満たせる可能性があがるでしょう。
SEOキーワード選定ができたら、再検索キーワードをチェックすることをおすすめします。
おすすめキーワード順位計測ツール
これまでSEOキーワード選定について解説してきましたが、実際にキーワードを使用した記事を出稿して終わりではなく、その後の掲載順位がどれくらいかを知るのが大切です。
定期的に順位を確認しましょう。
この項では、普段から使えるおすすめのキーワード順位計測ツールを紹介します。
GRCがおすすめ
キーワード順位計測ツールで一番おすすめなのは、「GRC」です。
GRCはさまざまな順位の計測データを提供してくれます。
最近の計測結果はもちろん、過去の計測結果までグラフで表してくれるため、今までのSEO対策の効果がどれくらいあるのかを一目で見られます。
GoogleやYahoo!、Bingにも対応しているため、どの検索エンジンを利用していてもGRCは機能するでしょう。
また自社のサイトだけではなく、競合サイトの検索順位まで表示します。
競合サイトについて手間をかけて調べなくていいのが、嬉しいポイントです。
他にもGRCはさまざまな機能を備えています。
無料でも使えますが、利用できる項目が制限されています。
そのため有料で使うのがおすすめです。
有料ツールの中で一番シンプルで使い勝手がよいのが、GRCです。
さいごに
SEOキーワード選定について紹介しました。
SEOキーワードをピックアップするときは顧客起点から選定することを覚えておきましょう。
そして、解説したとおりにSEOキーワードを選定すれば、上位表示を目指しやすい記事を作成できるでしょう。
SEOはキーワード以外にもさまざまな対策方法があります。
もっと詳しく知りたい人は、こちらのSEO基本資料を一度ダウンロードしてみてください。
SEO対策がもっとスムーズにできるような知識を紹介していますよ!