内部リンクを戦略的に設置!SEOに効果的な設置方法を解説
✔ 内部リンク設置の最適化方法
✔ 内部リンクの種類
自社サイトのページ内に別ページのリンクを貼ることでユーザーにより多くのコンテンツを見てもらうために「内部リンク設置」という方法があります。
内部リンクを最適化することにより、1つのキーワード検索でアクセスした1人のユーザーが内部リンクを辿ってサイト内のさまざまなコンテンツを見て回れるというメリットが生まれ、ユーザビリティ向上のために欠かせません。
「内部リンクがSEOに影響すると聞いたが具体的な効果を知りたい」
「内部リンクの最適化をしてSEO内部対策を強化したい」
上記のようにお考えの方のために、今回はこちらの内容を徹底解説していきます。
- 内部リンクを設置する目的と意識するポイント
- SEO効果がある具体的な内部リンクの設置方法
webサイトの内部リンクを最適化してユーザーが閲覧しやすいサイト作りに繋げていきましょう。
目次
内部リンクの目的
自社コンテンツを上位表示させるために必要なSEO内部対策の一環として「内部リンクの設置」という方法があります。
コンテンツ内に記事内容と関連性の強い内部リンクを設置することで、自社サイトのコンテンツだけで1人のユーザーの悩みや疑問を解決できるメリットがあります。
また、適切に内部リンクを設置することでSEO対策にもなるので「最適化する目的」や「内部リンク設置する際の意識するポイント」などをしっかり押さえて取り組むことが重要です。
まずは、内部リンクをなぜ設置するのか目的を明確にしたうえで万全な対策をしていきましょう。
ユーザビリティ向上
内部リンクを設置する目的のひとつは「ユーザビリティ向上」です。
ユーザー満足度を第一に考慮した内部リンクの設置はサイトからの離脱率を低下させるだけではなく、SEO内部対策の一環となりとても重要。
ユーザビリティとは簡単にいうと「アクセスしてくれたユーザーにたいして親切で使いやすいサイト」のことをさします。
サイトを訪問したユーザーは必ず「悩み」や「知りたいこと」があってキーワードを検索しているため、自分が納得できる答えを提供してくれそうなコンテンツに意識が向きます。
ユーザーが気になっている表面上の悩み(顕在ニーズ)を解決するために検索したキーワードで表示されたコンテンツだけでは満足のいく答えが導き出せなかった場合、次にユーザーが取る行動が「キーワードの再検索」です。
キーワードの再検索をされてしまうと自社サイトからは離脱されてしまい、コンテンツに対してのユーザー満足度もあがりません。
ユーザーのサイト離脱を防ぎ、回遊率をあげるために活用するのが「内部リンクの設置」となります。
ユーザー自身もまだ気付いていない深い部分の悩み(潜在ニーズ)を浮き彫りにすることで、次にユーザーが検索するであろうキーワードの予測ができ、再検索キーワードが浮上します。
浮き出てきた再検索キーワードに沿ったコンテンツの内部リンクを設置してユーザーの目に入ることで興味をもってもらい、サイトの回遊率向上に繋げましょう。
また、ユーザーの検索意図を深掘りして、ユーザーが知りたい情報をより多く提供することでサイトへの満足度があがりSEO対策となります。
「ユーザーを第一に考えた内部リンク」を意識して設置し、ユーザービリティ向上に繋げることが内部リンク設置の目的となるでしょう。
クローラビリティ向上
webサイト内のリンクを辿りながら巡回して記事の内容を読み取り、検索結果に表示させるためのロボットのことを「クローラー」と呼びます。
クローラーが自社サイトのコンテンツを巡回(クローリング)してくれないと、上位表示どころか検索結果に表示されることもありません。
クローラビリティ向上を計り、より多くの質のいいコンテンツをクローリングしてもらうことでサイト全体の評価が上がりSEO対策に繋がります。
クローラーに多くの情報をスムーズに読み取ってもらうために重要となるのが内部リンクの設置です。
また、関連度の高いコンテンツを内部リンクすることでサイトの専門性を高め、Googleからの評価があがる効果も発揮します。
より多くの高品質なコンテンツをクローラーに読み取ってもらうことでSEO対策となり、内部リンクの最適化をしておくことで上位表示に繋がるでしょう。
内部リンクのSEO効果は?
内部リンクを最適化する目的を明確にしたところで、次に内部リンク設置がどのようにSEOに影響するのか解説していきます。
SEO内部対策の一環ともなる内部リンクを適切に設置することでSEO効果を発揮します。
これから解説する内容を参考にしてSEO対策を強化し、上位表示を狙っていきましょう。
インデックス促進
上記の「クローラビリティ向上」で説明した通り、サイト内のコンテンツ同士を内部リンクで繋いでおくことでクローラーがより多くの情報を読み取ってくれる効果があります。
クローラーが読み取った情報をインデックス(データベース化)してもらうことで、コンテンツが検索結果に表示されるようになります。
つまり、いくら質のいいコンテンツを作成してもクローラーにクローリングしてもらいインデックスしてもらわない限り、上位表示を狙うどころか検索結果に表示さえしてもらえません。
内部リンクの最適化をして、適切に内部リンクを設置することでクローリングしやすくなり多くの記事をインデックスしてもらえます。
関連性の強い記事リンク
リンク先を関連度の高いコンテンツにすることでユーザーが知りたい情報をさらに提供することになり、ユーザビリティ向上になります。
また、関連性の高い記事同士を内部リンクで繋げることによって、リンクジュースの効果も発揮するためリンク先の評価向上に繋がります。
ユーザーが求めている情報を上手く読み取り、適切に内部リンクを設置することが重要です。
自社サイト内で悩みや課題を解決できることでユーザー満足度があがり、SEO対策としても最適だといえるでしょう。
悩みを解決して回遊率向上
ユーザーが持っている悩みを解決するための道筋を内部リンクで誘導してより多くのコンテンツを見てもらうことでサイトからの離脱率減少に繋がり、サイトの回遊率があがります。
また、ユーザーの悩みや疑問を解決するための導線作りはコンテンツSEOの効果も発揮する重要ポイントです。
「ユーザーが次に何を調べるか」「悩みを解決するために何を提示すればいいのか」などのユーザー心理を深掘りすることでユーザー満足度の高いサイトになりGoogleからの評価もあがるでしょう。
サイトの専門性を強化
関連性の高い記事を内部リンクで繋いでおくことでサイト全体の専門性が高められます。
サイト内のジャンル情報を関連性の高いものにし、さらにページ同士を内部リンクで繋ぐことでGoogleがwebコンテンツのクオリティを評価するために重要視しているE-A-TのExpertise(専門性)の部分の評価があがります。
様々なジャンルを取り扱うことでキーワードや記事本数も増えて上位表示される可能性が高まると思われがちですが、SEO対策では1つのテーマに特化した専門性の高いサイトであることが重要です。
取り扱うテーマを絞って関連性の高い記事同士を内部リンクで繋ぎ合わせることでサイト全体の専門性を高められるうえに、ページ1つひとつの評価もあがります。
「webサイトやコンテンツ内容が特定のジャンルに特化しているか?」を意識することがGoogleからの高評価に繋がり、SEO対策となる重要なポイントです。
内部リンク最適化に繋がるサイト設計
「内部リンク設置の目的」「内部リンクのSEO効果」がわかったところで、コンテンツ作成前にできる内部リンク最適化に繋がるサイト設計を解説します。
サイト設計時にできる内部対策は以下の3つです。
- 上位表示させたいビックワードやミドルワードを選定
- キーワードのグルーピング
- 内部リンクを集約させる設計図を作成
サイト設計時にできる内部対策を行っていないと、あとから大幅にサイトの方向性を変えなければいけません。
それでは、詳しい方法をみていきましょう。
最終的に上位表示させたいキーワード選定
サイト運営していくうえで、最終的に上位表示させたいビッグキーワードやミドルキーワードの選定をサイト設計時に行いましょう。
ビッグキーワードとは、一般的に検索ボリュームが10,000以上あるキーワードで、ミドルキーワードは1,000~10,000の間のことを指します。
新規ドメインでは、いきなりビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示させることは困難です。
そこで、検索ボリュームが1,000以下の上位表示をとりやすいスモールキーワードで作成したコンテンツが検索上位に表示されることでサイト全体の評価向上に繋がっていきます。
スモールキーワードで作成したコンテンツが上位表示されたことで、サイトを訪れたユーザーにビッグキーワードやミドルキーワードで作成したコンテンツを見てもらうために必要となるのが内部リンクの設置です。
ビッグキーワードやミドルキーワードの関連性の高いスモールキーワードを適切に選定することで、サイト内の情報が網羅されユーザーのサイト回遊率があがります。
これから説明する「キーワードのグルーピング」や「内部リンクを集約させるサイト設計図の作成」の前工程としてもスモールキーワード選定はポイントとなってくるので、最終的に上位表示させたいビッグキーワードやミドルキーワードを適切に選定しておくことが大切でしょう。
キーワードのグルーピング
サイト設計時に重要となってくるのが「キーワードのグルーピング」です。
上記の内容から選定した検索ボリュームごとのキーワードを関連性の高いものでグループ分けをして、同じようなキーワードのコンテンツ重複を防ぐことで作業の効率化に繋がります。
さらに、関連性の高いキーワードでグルーピングをしたあとに内部リンクを設置してコンテンツ同士を繋げることでサイトの専門性があがることや、ユーザーが知りたい情報を網羅して満足度の高い情報提供をしているサイトという高い評価が期待できるでしょう。
キーワードをグルーピングしたあとは、ピラーページ(グルーピングしたキーワードの柱となるページ)を設計して、クラスターページ(柱となるページの詳細となる記事ページ)からどのようにリンクを設置していくかを計画します。
選定したキーワードをグルーピングしてピラーページを作成しておくことで、クラスターページのテーマをどのように網羅していくかが明確になり、コンテンツ作成をするうえでテーマに悩むことが少なくなるでしょう。
内部リンクの設計図を作成
キーワードのグルーピングができたら、内部リンクを集約させる設計図を作成することもサイト設計時に重要なポイントとなります。
内部リンクの設計図を一度可視化しておくことで「各ピラーページにどのくらいの記事が必要か」「テーマを適切に網羅できているか」などが整理できます。
例えば、「ダイエット トレーニング」というカテゴリーの中に「ダイエット レシピ」の記事リンクを設置するのは関連性が高く、ユーザーが求めている情報を網羅できていることがわかります。
しかし、「ダイエット トレーニング」というカテゴリーの中に「ダイエットトレーニングジムの経営方法」のような記事をリンクしてしまうと、ユーザーの「ダイエットについての知識が知りたい」という検索ニーズからズレてしまい、サイトの評価はあがりません。
また、ピラーページから網羅されているコンテンツの数が多すぎて不要(質の低い)ページまでインデックスされてしまう原因になります。
クローリングする必要のないページの削除や同じような内容の記事を1つにまとめてクローラーがスムーズに質の高い記事を巡回出来るサイトにすることが大切です。
サイト設計時には内部リンクの設計図を作成することを頭に入れておきましょう。
内部リンクの設置方法
内部リンク設置の前工程であるサイト設計ができたので、実際にコンテンツに設置していく内部リンク方法を以下の5項目に沿って説明していきます。
- ピラーページへ内部リンクを集約させる
- パンくずリスト
- グローバルナビゲーション
- アンカーテキスト
- サイド・フッターリンク
内部リンクの設置が正しくされていなければ、検索エンジンから適切な評価を得られません。
それでは内部リンクの適切な設置方法をみていきましょう。
ピラーページへ内部リンクを集約
「キーワードのグルーピング」で説明したとおり、ピラーページはグルーピングしたテーマごとの柱となるページです。
ピラーページへ関連性の高い記事の内部リンクを集約させることで、ユーザーや検索エンジンに関連性の高い情報が網羅されていることがわかりやすくなる効果があります。
キーワードのグルーピングをせずにピラーページが存在しないまま内部リンク設置をおこなっていると、関連性の低い記事が混ざりこんでしまう可能性があり、サイトの評価を落としかねません。
ユーザー満足度の向上に繋がり、クローラーがサイトを巡回しやすくなるためピラーページへ関連性の高い記事を集約して内部リンク設置をしてみてください。
パンくずリストの設置
パンくずリストとは、サイトにアクセスしたユーザーが現在どのページを見ているかを即座に判断できるようにページに表示されるリストのことです。
パンくずリストは基本的にページの上部か下部に設置されていて、ユーザーがどのページを辿って現在のページを開いているかをわかりやすくするためのものになります。
また、パンくずリストを見て「次はこのページを見てみよう」という判断材料にもなり、ユーザーのサイト回遊率向上とサイトからの離脱率減少にも効果的です。
パンくずリストには「位置型」「パス型」「属性型」の3種類があり、サイトの特徴によって使い分ける必要があります。
一般的には「通常サイト=位置型/パス型」「メディアサイト=位置型」「ECサイト=属性型」と使い分けられていることが多いです。
ユーザー満足度向上にも繋がるパンくずリストを適切に設置していきましょう。
グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーションとは、サイト内の全ページに表示されているメニューバーのことです。
サイトの主要ページをカテゴリーごとにわけて、ユーザーが求めている情報を探しやすくするために設置されたリンクで、ユーザーはグローバルナビゲーションを起点にしてサイトを回遊することが多くあります。
例えば、「ダイエットのトレーニング方法が詳しく記載されているからどんな会社か知りたい」とユーザーが思ってもグローバルナビゲーションの設置がされていなければ、ユーザー自身がページを戻ったりして「会社概要」のページを探さなくてはいけません。
「どこに載っているのかわからないからいいや…」と思われてしまうと、サイトから離脱されてしまいます。
また、グローバルナビゲーションはクローラーがサイトを巡回しやすくする効果もあるため設置することでSEO対策にもなり、Googleからの高評価へ繋がります。
グローバルナビゲーションはテキストリンクとしてヘッダーの役割をするうえに、パソコンの場合はサイドバーにバナーリンクとしてヘッダーに合わせて設置が可能です。
グローバルナビゲーションを設置するときにalt属性の設定をすることでクローラーが適切に読み取ってくれるので忘れないようにしましょう。
わかりやすいアンカーテキスト
アンカーテキストとは、別の記事ページへのリンクを文章(テキスト)にしたものをさします。
アンカーテキストの文章がリンク先のコンテンツ内容と関連性が高ければ、ユーザー満足度もあがるうえにアンカーテキストを巡回して読み取ったクローラーからの評価もあがるためSEO対策にも効果的です。
ユーザーはアンカーテキストに記載されている文章でリンクされているページに飛ぶかどうかの判断をするため、アンカーテキストはリンク先のコンテンツ内容と関連性の高い文章にすることが重要となります。
「簡潔にわかりやすい文章」を意識しながらも、ユーザーが読みたいと思えるアンカーテキストにすることでユーザー満足度の向上へ繋がるでしょう。
サイドバー・フッターリンク
グローバルナビゲーションがサイト全体の主要ページをカテゴリーごとにリンクしたものだとすると、「サイドバー」「フッターリンク」は細分化されたカテゴリーごとのコンテンツをユーザーが探しやすくするために設置されるものです。
また、サイトの下部に表示されるフッターリンクは、サイト上部に表示されるヘッダーと異なり表示される縦幅が調整しやすいため、より多くの内部リンクを設置することができます。
フッターリンクを適切に設置することで記事を最後まで読み終わったユーザーを再度別コンテンツへ案内できる導線となり、サイトの回遊率向上へと繋がります。
さらに、サイドバーに設置するリンクは閲覧数の多い質の高いコンテンツにしておくことで、ユーザーの検索意図と異なっていても「気になるから見てみたい」と興味を惹き、サイト全体の満足度向上に効果は高いです。
「グローバルナビゲーション」「サイドバー」「フッターリンク」それぞれの特性を活かしてユーザーの満足度をあげると共に、サイト回遊率アップに繋げていきましょう。
内部リンクの留意点
内部リンクの具体的な設置方法がわかったところで、次は内部リンク設置にあたっての留意点を解説していきます。
内部リンクの留意点は以下の4つです。
- リンクジュース
- リンク切れ
- URL正規化
- バナーリンクのalt属性
どれか1つでも欠けてしまうと内部リンクの効果が発揮されません。
気を付けるべき点をしっかりと押さえて内部リンクの効果を最大限に引き出しましょう。
リンクジュース
リンクジュースとは、ページ内に設置したリンクによってリンク先のページにSEO効果を与えることです。
つまり、検索エンジンからの評価が高いページに内部リンクを設置することで、まだ評価が低い新しいページにリンク元の価値を渡すことが出来るため、SEO対策となります。
ただし、リンクを貼ると評価が得られると言って関連性のないコンテンツをやみくもに貼るのは逆効果となり、SEO対策にもなりません。
スモールキーワードで質の高い記事をコツコツと積み重ねていき、その記事の中に質の高いビックキーワードのリンクを貼ることで最終的にビックキーワードで上位表示を獲得することができます。
内部リンクをバランスよく適切に設置していくことで、サイト全体に高い評価がつくでしょう。
リンク切れ
「設置したリンク先のサイトがなくなってしまった」「リンク先のURLに誤りあった」そのような場合に起こるのが、リンク切れによるエラー画面の表示です。
「お探しのページは見つかりません」という文字とエラーコードが表示された経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
エラーページが表示されてしまうと「見たいページをクリックしたのにエラーページになってしまい見れなかった」とユーザー満足度は下がり、サイトへの信頼度にも影響します。
また、リンクを辿ってサイト内を巡回していたクローラーの動きをエラーページによって止めてしまうことにもなり、SEOの観点からしてもメリットは何もありません。
リンクを設置する前に「URLに誤りはないか」「リンク先のページが存在しているか」をしっかり確認してリンク切れを防ぎましょう。
URLの正規化
URLが異なっているのに同じような内容のコンテンツになってしまっている場合はURLの正規化が必要となります。
コンテンツ内容が似ている内容なのに別のURLでページ表示されてしまっていると、本来1つのページにつくはずの評価が分散されてしまい高評価を所得しづらくなってしまいます。
また、評価が分散されるだけではなくコピーコンテンツと判断されてしまう可能性もあり、ペナルティの対象となってしまうかもしれません。
同じ内容のコンテンツは1ページに統一し、URLを正規化しておくことで適切にクローリングしてもらえます。
バナーリンクのalt属性
バナータイプのリンク設置をする場合は、クローラーに適切に読み取ってもらうため「alt属性」を設定しておく必要があります。
クローラーは画像だけでは、それが何の目的に設置された画像なのか判断ができないためバナー画像にalt属性を設定してクローラーに読み取ってもらいましょう。
ユーザーの利便性を考慮して設置したせっかくのバナーリンクをクローラーに読み取ってもらえずに評価されないのはもったいないので、必ず画像にalt属性を設置して適切にクローリングしてもらいましょう。
内部リンクの確認ツール
具体的な内部リンク設置方法や留意点を説明してまいりました。
せっかく設置したリンクが正しく機能しているかの確認方法を紹介します。
便利なツールがいくつかあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
Googleサーチコンソール
GoogleサーチコンソールとはGoogleが無料で提供しているwebサイトの無料診断ツールです。
Googleサーチコンソールに登録をすることで、クローラーが巡回した内部リンクを確認することができるため、リンク設置において欠かせないツールとなるでしょう。
また、内部リンクの確認以外にもSEOの観点からさまざまな指標を分析してくれるツールとなっているので、導入をおすすめします。
アナトミー
日本初のSEO分析ツールであるアナトミーはSEO内部対策に強い有料ツールとなっています。
サイト内の1ページごとの内部リンクを確認することができ、それぞれのページのアンカーテキストとURLが表示されます。
アナトミーは内部リンクの確認だけでなく、その他のSEO分析に強くわかりやすいと評判のツールなので、ぜひご活用くださいね。
さいごに
本記事では基本的な内部リンク対策について紹介してまいりました。
内部リンクを適切に設置することで、高品質なコンテンツをより多くクローラーに読み取ってもらい上位表示に繋がることがわかります。
弊社では日々効果的なSEOを研究しております。
SEO対策がなかなかうまく進まないとお悩みの方はお気軽にご相談ください!