MEO対策で上位表示させるポイントは?9つのポイントを解説
✔ MEOの上位表示方法
✔ デジタルマーケティングにおけるMEOの役割
「SEOだけなくMEOも施策に入れたい」
「Google マップを利用して来店を増やしたい」
とお考えの方も多いと思います。
特にエリアビジネスを展開されている会社では必須の施策です。
近年では、Webサイトへの流入方法は幅が広がっており、SEOだけでなくMEOと呼ばれる施策が増えてきています。
MEOとは、ローカルSEOとも呼ばれ、エリアビジネスに重要なWeb上での施策の一つです。MEOを行うことで、より地域に根付いた集客やGoogle マップからの来店が見込めます。
ここでは、MEOの役割や広告やSEOとの費用効果を比較して紹介していきます。
目次
MEOの役割は?
MEOの役割は、以下の3つです。
- 店舗や会社を認知させる
- 消費者の来店を促進させる
- SERPの面を獲得する
MEOの役割は、表示順位をアップさせるのではく、認知や来店促進です。
それでは、詳しくみていきましょう。
店舗や会社を認知させる
MEOの役割として一つ目に挙げられるのが、店舗や会社を認知させることです。
MEOとは、Googleマップに店舗や会社の基本情報などを記載する施策です。
MEOがしっかりとされていて上位表示されれば、自然とユーザーの目に止まりやすくなります。
その結果、店舗や会社の認知を上げられるのです。
消費者の来店を促進させる
MEOにはGoogleビジネスプロフィールを利用して、ユーザーの来店に繋がる下記の情報を記載します。
- 所在地・営業時間・電話番号などの店舗情報
- 店舗の外観・内観・商品・スタッフなどの写真
- ユーザーの口コミ・評価
- キャンペーン・クーポン情報
Googleビジネスプロフィールでは、基本情報以外にも口コミなどを記載することが可能です。
例えば、MEO対策で上位表示しても、初めていく店舗へは心理的ハードルが上がります。そこで、クーポンや初回キャンペーンの情報をのせておいて利用できると、来店のハードルが下がり、来店へつなげられるのです。
また、近年の消費者は、事前に口コミや評判を確認して行動する方が増えています。そのため、口コミやレビューを獲得できれば、店舗への信頼が深まり来店の促進が可能です。
SERPsの面を獲得する
MEOとSEOを併用して施策を行っている場合は、SERPの面を獲得できます。
SERPとは、検索エンジンが決めた表示順位であり、以下の順番です。
- リスティング広告:Googleリスティング広告
- ローカルスリーパック:Googleマップで上位3ビジネス
- Webページ:Goolgeオーガニック検索での検索結果(SEOの対象)
つまり、MEOとSEOの施策を同時に行えば、ローカルスリーパックとWebページの上位表示を狙えます。その結果、ユーザーの目に止まりやすくなり、サイトへの流入が増えます。
MEOのメリットとデメリット
MEOのメリットとデメリットを紹介します。
デメリットよりもメリットが上回るため、実店舗を持っている方は登録がおすすめです。
それでは、それぞれみていきましょう。
メリット
MEOのメリットは、以下の4つです。
- 来店見込みが高いユーザーへアプローチができる
- レビューにより消費者とコミュニケーションが取れる
- オーガニックより上位の位置に表示される
- SEOやWEB広告と比べて取り組みやすい
MEOのターゲットは、「地域名 + サービス名」や「地域名 + 業種名」などで検索するユーザーです。そのため、MEOのメリットで大きいのは、来店見込みが高いユーザーへアプローチができることだといえます。
また、レビューをしてもらうことで、業者から返事を送ることもできるためコミュニケーションの場としても活用可能です。
消費者とのコミュニケーションが取れている店舗には、行きたくなるのが人間の心理だともいえます。
デメリット
MEOのデメリットは、悪いレビューも表示されることです。
マップの評価に反映されるのは、よい評価だけというわけにはいきません。
たとえば、接客が悪いや味がまずいなどのレビューがあると、せっかくMEOをしているのにユーザーの獲得に繋がらなくなります。
ただ、MEOを行うだけでなく、良いレビューをもらうために会社や店舗もしっかりと経営をしていく必要があります。
MEOの効果は?
MEOの効果は、SEOや広告と比べてどうなのか、検討している方は気になりますよね。
クリック率に関しては、圧倒的にMEOが高いといえます。広告に関しては、年々減ってきており、SEOでの上位表示よりも圧倒的に少ないです。
また、SEOで表示された1位の記事は、クリック率が約30〜40%とされています。MEOはSEOよりも上位に表示されるため、それ以上のクリック率が見込めます。
Googleマップの利用率は、約80%といわれており、10人中8人が店舗や会社を調べるのにGoogleマップを利用するということです。
さらに、SEOや広告と比べると費用効果が高いのがMEOです。MEOは、SEOや広告と違い無料でスタートできます。MEOで上位表示されると、クリック率も見込めますが、コンバージョンを多く見込めるのです。なぜなら、「お店+地域」で検索するユーザーは、すぐに求めているケースが多いからです。
実店舗を持つのであれば、SEOに加えてMEOの導入をおすすめします。
MEOの上位表示要素
MEOの上位表示要素は、以下の8つです。
- 登録情報を充実させる
- 営業時間を最新にする
- クチコミに返信をする
- 商品やサービスの写真を掲載する
- 店舗写真を掲載する
- クエリとの関連性
- ユーザーの現在地との距離
- 知名度の高さ
それでは、以下で詳しくみていきましょう。
登録情報を充実させる
まずは、Googleビジネスプロフィールを充実させましょう。
以下の情報は、必ず入力しておく必要があります。
- 住所
- 電話番号
- カテゴリ
- 属性
情報が充実していることで、ユーザーからの信頼度も増します。
営業時間を最新にする
営業時間は最新の状態にしておきましょう。
基本的な営業時間はもちろんですが、祝祭日や特別なイベントなど特別な営業時間がある場合は、定期的に更新が必要です。
正確な営業時間であれば、顧客が安心して営業時間に店舗に来店できます。
クチコミに返信をする
ユーザーが投稿したクチコミに返信しましょう。クチコミに返信すれば、ユーザーの存在や意見を尊重していることがアピールできます。
ユーザーが良いクチコミを投稿すると、存在感が高まり、消費者がお店に来店しやすくなるのです。
商品やサービスの写真を掲載する
基本情報に加えて、商品やサービスの写真を掲載しておきましょう。
たとえば、飲食店であれば、写真をみて美味しそうなら来店への見込みが増えます。また、美容室であれば、求めている髪型のイメージがあれば来店につながるのです。
写真を掲載するときは、見せ方も大事になってくるので、苦手であればプロに頼んでも良いでしょう。
店舗写真を掲載する
店舗の商品をビジネス プロフィールに追加して、店舗写真を掲載しましょう。
店舗がどこにあるのか、どのような外観であるのかを知らせることで、消費者がより店舗を見つけやすくなります。
クエリとの関連性
クエリとの関係性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いです。基本情報を充実させることで、より的確な情報をユーザーが獲得できるため、プロフィールと検索語句との関連性を高められます。
ユーザーの現在地との距離
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果の所在地までの距離です。場所が指定されていなければ、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
近ければ近いほど、上位表示されるようになっています。
知名度の高さ
知名度の高さが、上位表示に関係しています。また、Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響しているのです。つまり、口コミ数が多く評価が高ければ、検索順位が上がります。
自然検索での掲載順位も考慮されるため、SEOの手法も適用できるのです。
MEOの分析方法
MEOの分析方法は、Googleビジネスプロフィールからインサイトを見ることです。
インサイトの見方は、以下のとおりです。
- Googleビジネスプロフィールにログイン
- 店舗情報からインサイトをクリック
インサイトでの確認ポイントをみていきましょう。
インサイトで確認
インサイトで確認するのは、課題発見や次の対策を講じる時です。
以下のポイントを確認しましょう。
- 検索数の指標
- リスティング別の指標
- アクション別の指標
定期的に、Googleビジネスプロフィールのインサイトを確認して、課題発見や次の対策に活かしましょう。