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SEOでなかなか上位表示されない!7つの要因と対策を紹介

2022.07.06
SEO
この記事でわかること

✔ 上位表示させるためのSEO施策

✔ 上位表示ができない主な7つの要因

「SEO対策しているのに上位表示されない」

「どうすれば上位表示できるのだろう」

と悩んでいる方はいませんか?

SEO対策をしているつもりでも、しっかりと分析ができていないと検索順位は上がりません。

では、実際に検索順位が上がらない要因は何なのでしょうか。

本記事では、SEOでなかなか上位表示されない要因と対策について説明します。

最後まで読んで、自分の記事と照らし合わせてみましょう。

検索順位が上がらない7つ要因と対策

検索順位が上がらない主な要因は、以下の7つです。

  • キーワードの競合性が高すぎる
  • ドメインパワーが弱い
  • URLが正規化されていない
  • コンテンツの独自性がない
  • カニバリが発生している
  • 被リンク獲得ができていない
  • ペナルティを受けている

検索順位が上位表示されないのは、しっかり分析ができていない場合やコンテンツの質が悪い場合がほとんどです。

それでは、それぞれ詳しい要因や対策をみていきましょう。

キーワードの競合性が高すぎる

1番の原因として、選定しているキーワードの競合性が高すぎることがあげられます。

例えば、検索ボリュームが1万を超えるキーワードばかり狙っても、上位表示させる難易度は上がります。

その場合は、ジャンルを変更したり、検索ボリュームの少ないキーワードに変更したりしなければいけません。

検索ボリュームが少ないキーワードが上位表示されるようになると、サイト自体の評価が良くなり、結果的に競合性が高いキーワードでも戦える状態ができます。

もちろん、競合性が高い記事をまったく書かないのはよくありません。

まずは、検索ボリュームの少ないキーワードで上位表示を狙っていきましょう。

ドメインパワーが弱い

ドメインパワーとは、サイト自体が検索エンジンからどれくらいの評価を持っているかを指します。

基本的にドメインパワーは、Googleのアルゴリズムが評価しているため、公表はされません。

しかし、MOZという分析ツールを使うと、自社サイトのドメインパワーがどれくらいか予測できます。

分析ツールで予測を確認して、思ったよりも弱い場合の対策は以下のとおりです。

  • 質の高いコンテンツを追加する
  • 被リンクを獲得する
  • サイトの運営を長く続ける
  • 更新頻度をあげる

サイト運用歴が浅いとドメインパワーは低くなるため、半年や1年と長く続けていくのがポイントです。

URLが正規化されていない

SEO対策の第一歩として、URLの正規化が大切です。

URLの正規化がされていないと、別のURLで同じページが表示され、検索エンジンがどちらが本物であるかを判断できずに順位から弾かれます。

URLを正規化する方法は、以下の2つをGoogleが推奨しています。

  • htaccessファイルを使って301リダイレクト
  • canonicalタグを使う

URLを正規化をすることで、被リンク数にも大きく関係してきます。

被リンクが分散される前に、URLを正規化させておきましょう。

コンテンツの独自性がない

コンテンツに独自性がなく、競合のコンテンツと似たような内容を、上位表示させるのは困難です。

もちろん、競合コンテンツの内容を盛り込むことは大切です。

しかし、すべてを競合コンテンツの内容だと、パクリコンテンツだと検索エンジンが認知します。

そのため、独自性があるコンテンツを入れることで、競合コンテンツとの差がでます。

コンテンツに独自性を持たせる方法は、以下のとおりです。

  • グラフや表を使用するときに自社でインタビューする
  • 自社がこれまでにやってきた経験を書く

独自性を持たせるためには、誰もが使えるような国が出しているデータを使用するのではなく、自社で調査したデータを載せるなどして他サイトと差をつけましょう。

対策キーワードだけでなく、サブキーワードをコンテンツ内に盛り込みましょう。

カニバリが発生している

同じサイトの中に同じ対策キーワードを設定したコンテンツがある場合に、検索エンジンがどのコンテンツを上位表示させればいいか判断できなくなります。

その結果、どのコンテンツも上位表示されなくなる状態がカニバリです。

カニバリが発生した時にすぐ取れる対策は、以下のとおりです。

  • 301リダイレクト設定
  • 記事を1つに集約
  • URL正規化

記事更新後にカニバリに気づいても上記対策で対処はできます。どれも対応がしやすいので、発見したらすぐ対処してその後の検索順位も確認してみましょう。

また、そもそもカニバリを発生させないように、事前に防ぐ根本解決方法として、以下の2つがあげられます。

  • 事前のキーワード分析
  • 上記をもとにサイト設計する

キーワード分析時にグルーピングをして、検索意図が重なるようなキーワードは1つの記事に集約できるよう準備をします。

グルーピングをもとにサイト設計することで、重複コンテンツが防げます。

被リンク獲得ができていない

SEOで上位表示させるには、被リンクの獲得が重要であるとGoogle公式より発表されています。

被リンクとは、外部サイトに自社サイトのリンクを貼ってもらうことです。

被リンクを獲得することで、検索エンジンの評価が上がり、上位表示されるようになります。いわゆる人気投票のようなもので、有益な情報が載っていて参考になるサイトであることが第三者サイトによって証明されるため、Googleからの評価も上がります。

被リンクが獲得できていないコンテンツは、質に問題がある可能性が高いです。

まずは、コンテンツの質を高める必要があります。

その他にも、SNSで発信して認知拡大することや他社サイトで使用されやすいインフォグラフィックを作成したりすることも被リンク獲得にはとても有効です。

ペナルティを受けている

検索エンジンからコンテンツが、ペナルティを受けている可能性があります。

ペナルティには、自動と手動の2種類があります。

自動ペナルティの場合は、検索エンジンからの通知がありません。

そのため、急に検索順位が下がったコンテンツに、規約違反がないかを確認する必要があります。

また、コンテンツの改善ができた後は、クローラーが正確に評価してくれるまで待たなければいけません。検索エンジンに報告しても、改善されるわけではないことを覚えておきましょう。

一方で、手動ペナルティは検索エンジンから、ペナルティ警告の通知がきます。

送られてきた内容を修正後、再審査のリクエストを送信しましょう。

また、手動ペナルティの場合は、自動で解除される可能性もあります。

しかし、放置しておくと再度ペナルティを受ける可能性があるため、必ず修正をして再審査リクエストを送信しましょう。

SEOで上位表示されるまでの期間は!?

SEOでの上位表示には、一般的に3ヵ月~6ヵ月ほどかかると言われています。

以下では、新規ドメインについて詳しく説明します。

新規ドメインの場合は順位が安定するまで時間がかかる

新規ドメインの場合は、順位が安定するまでに時間がかかります。

そのため、1つの記事が上位表示されても、すぐに落ちる可能性があります。

最初の3ヵ月〜6ヵ月は静観しなければいけません。

なぜなら、最初は検索順位が安定しないからです。

それでも、上位表示に時間がかかる場合は、KPIを見直す必要があります。

KPIとは、コンテンツの目標のような考えです。

KPIをどこに持っていくかによって、サイトの運営は大きく変わります。

対策キーワードでの、上位表示が難しい場合は、KPIの見直しも考えてみましょう。

上位表示させるコツは!?

自社サイトのコンテンツを上位表示させるコツは、以下の3つです。

  • 検索意図を深堀する
  • 競合コンテンツの簡単なリサーチ
  • コンテンツをリライト

コンテンツの質を向上させることや競合を調査することが大事です。

それでは、以下で詳しくみていきましょう。

検索意図を深堀する

コンテンツ更新から数ヶ月経っても上位表示されない場合は対策キーワードと検索意図に応えられているか再確認する必要があります。

大まかな検索意図は上位表示されている競合サイトのコンテンツの内容を見れば参考になります。

ただ、競合サイトと同様のページ構成や内容ですとドメインパワーが弱いサイトの場合はまず上位表示されないので、あくまでもどのようなトピックが書かれているのかを参考程度にしてください。

競合サイトのコンテンツも参考に、検索意図を深堀りする際には下記のポイントも検討してみましょう。

・もっと具体的に掘り下げて執筆するポイントはないか

・インフォグラフィックで視覚的に紹介できないか

・PAAも参考にしてみる

・LSIをコンテンツに入れることはできないか

上記ポイントで競合サイトより検索意図に応えることができないか整理してみましょう。

競合コンテンツの簡単なリサーチ

先述したとおり、競合コンテンツのリサーチは自社コンテンツを強化する上ですごく大事な取り組みです。

競合コンテンツの簡単なリサーチ方法として上位3つくらいのサイトをピックアップして見出しの並びを比べてみてください。共通して配置されている見出しや1サイトにしか配置されていない見出し等、特徴や傾向が見られます。

前工程での検索意図の深堀りで浮き彫りにしたユーザーが記事に求めている答えと照らし合わせながら、さらに掘り下げられるトピックやコンテンツを見つけて自社でコンテンツを用意できると自社のオリジナルとして他社にない観点や角度で記事制作ができます。

コンテンツをリライト

上位表示されているサイトの傾向として常にリライトされていることがあげられます。

一発でユーザーの検索意図に沿った完璧な記事を作ることはすごく難しいです。

今、上位表示されていて集客に成功しているサイトもリライトにリライトを重ねています。

上位表示させたいキーワードでなかなか結果が伴わない時は気になる個所や競合サイトと比べて劣るコンテンツ、追加で入れられるトピック等を探して記事を厚くしてみてください。

内部設計を見直す

コンテンツの効果を最大限発揮させるためにはサイトの内部設計も重要なポイントです。

下記記事で内部対策について紹介していますので、参考にしてみてください。

さいごに

今回は、SEOで上位表示されない7つの原因と対策について紹介しました。

どれもSEOには欠かせない対策です。

まずは、コンテンツの質をよくしていかなければいけません。

コンテンツの質が悪ければ、どんなに対策をしても意味がありません。

競合のコンテンツや自社サイトの見直しをして、より良いコンテンツにしていきましょう。

水谷

この記事を書いた人

水谷
ディレクター

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