パーソナルジムがSEO対策でホームページ集客するポイント5つを解説！

「広告費かけて会員を獲得しているが集客コストをもっと抑制したい」

「ホームページからの集客を強化するためのSEO対策を知りたい」

「広告やSEOを専門会社に依頼しているが反響がなかなか見込めない」

パーソナルトレーニングジムで会員数を増やすためにはチラシやクチコミなどデジタル以外の施策もとても重要な集客チャネルとなりますが、今後効果測定をしながら改善策を講じるためにはデジタル施策が欠かせません。

ホームページ集客の選択肢は？

WEB広告

WEB広告は主にGoogleやYahoo！等といった媒体の広告枠を入札して自社の広告を出稿できる広告です。

入札価格や広告の品質（キーワードとサイトの親和性など）を基に媒体が出稿する広告の順位やクリック単価を決める仕組みとなっています。

経験を積めばキーワードや広告文、入札単価など管理画面から調整できるため、広告費と獲得数もコントロールができるようになります。

一方で広告運用が安定するまでは最適な管理画面を設計する必要があるため、本業でなかなかリソースが割けない場合は自社での運用が難しく、手数料を支払って代理店へ依頼することとなります。

下記図の赤枠内が広告出稿枠です。

入札単価を引き上げることでオーガニック（SEO）の表示面より上位の位置に広告を出稿することができます。

MEO対策

Googleビジネスプロフィールと言われている仕組みで、地図やクチコミと共に下記図の赤枠内に自社の情報が表示されます。

WEB広告同様に上位表示されることでオーガニック（SEO）の表示面より上位の位置に自社情報を表示させることが可能です。

ユーザーは購入などの意思決定する際にクチコミや第三者評価を参考にすることが多くなってきていますので、MEOは非常に重要な施策となっております。

また、パーソナルトレーニングジムのようなエリア性が高いビジネスにおいては非常に重要な役割をもっているため、最優先で対策することをおすすめします。

SEO対策

本記事でも具体的に紹介していくSEO対策は、中期的にデジタル施策に取り組むうえで非常に重要な施策です。

集客が見込めるキーワードで一度上位表示されれば、そのあとはコンテンツのチューニングをしていくだけで安定的な集客が見込めるため、中長期的にみると大きな資産となります。

しかし、Googleのアルゴリズムアップデートが頻繁にあることや具体的なランキング評価システムを開示していないことから、日に日にSEOの難易度は高くなっています。

広告と比べて即効性のある効果が見込めないため、中長期的に自社でSEOに取り組むための体制や仕組みづくりが必要です。WEB広告同様に内製化が難しい場合は専門会社と伴奏して進行してくといいでしょう。最近ではSEO対策の内製化支援をサービス展開している会社も多くあります。

弊社では中長期的にコストを抑制しながら、安定した会員獲得が期待できるSEO対策を最もおすすめしております。

パーソナルジムが最優先でSEO対策するべきキーワードとは？

パーソナルジムの運営者は、どんなキーワードで検索結果の上位表示を狙うべきでしょうか？

結論からお伝えすると、「パーソナルジム　地域名」といった、パーソナルジム＋地域名付きキーワードが、最優先でSEO対策すべきキーワードになります。

なぜかというと、実際にパーソナルジムを探しているお客様は「自分の行動範囲で通える場所に立地されたパーソナルジム」を検索するので、パーソナルジムやダイエットに地域名をつけて検索する人は、近隣でジムを探している、ダイエットをしたいと考えている、行動を起こそうと考えている方である可能性が高いからです。

パーソナルジム運営者が対策するべきSEOキーワードは、具体的に次の２つです。

また上記キーワード以外にもロングテールキーワードと呼ばれる、キーワードを3つや4つ組み合わせて検索する方も多くいます。

上記のような検索キーワードは目的意識がよりはっきりしているため、ホームページ内に検索キーワードと合致した内容のコンテンツを用意することで、集客につながる可能性はより高くなります。

もちろん、ジムに関連するほかのキーワードでSEO対策することでもパーソナルジムの集客率・認知度はアップしますが、意欲の高い・行動を起こす可能性の高いお客様を逃さず集客するため、まずはパーソナルジム＋地域名付きキーワードとそのロングテールキーワードでSEO対策をすることがおすすめです。

パーソナルジムがSEO対策を行うべき5つの理由

パーソナルジムがSEO対策を行うべき理由は、以下の5つです。

パーソナルジムでSEO対策を行っている競合は、現時点では少ないといえます。

そのため、今からSEO対策を行うことによって、他のパーソナルジムに負けない認知度と集客力がつきます。

それでは、それぞれやるべき理由を見ていきましょう。

エリアビジネスのため競合サイト数が少ない

パーソナルジムは、エリアビジネスと言われる地域に密着したビジネスです。

エリアビジネスの場合、WEB集客よりもオフライン施策でDMやポスティングチラシが実施されているケースが多いです。

そのため、パーソナルジムのサイトを持っていても定期的に情報発信していないサイトが多数です。

競合サイトが少ない中で、WEBに力を入れていくことで一般的に効果が出るまで時間がかかると言われているSEO対策でも短期間で結果が期待できます。

ターゲットやトレーニング方法によってはKWでの差別化がしやすい

パーソナルジムによって、コンセプトやトレーニング方法でKWの差別化が可能です。

そして、差別化ができることによって、検索エンジンでの上位表示ができます。

例えば、「ダイエットを目的としているのか」「大会に出ることを目的としているか」によってパーソナルジムのコンセプトや特徴は異なってきます。

「ダイエット 加圧式」や「ダイエット キックボクシング」など、同じダイエットを目的としてトレーニングでもあっても、方法が異なるので、キーワードによる差別化ができてきます。

そのため、自社のパーソナルジムのコンセプトとトレーニング方法を掛け合わせることで、KWの差別化を図れます。

2022年時点でSEO運用に力を入れているトレーニングジムのサイトが少ない

2022年時点では、DMやチラシに力を入れているトレーニングジムは多いです。

SEO運用に力を入れているトレーニングジムは少なく、今からでもしっかりSEO運用に取り組んでいけば早期に上位表示することが可能です。

もちろん、DMやチラシでの集客も効果は見込めますので並行して実施していくといいでしょう。SEO対策により、ホームページのコンテンツを充実させておけば、DMやチラシの受け皿としても大きく機能させることができます。

また、パーソナルジムがターゲットとしているユーザーの多くがスマホで情報検索している年代です。

2022年時点で、SEO運用を行っているトレーニングジムのサイトが少ないからこそ、すぐにでも取り入れるべきです。

他のトレーニングジムが、本格的にSEO運用を始める前に、差別化をしていきましょう。

エリアビジネスだが大手ポータルサイトがない

パーソナルジムはエリアビジネスではありますが、ホットペッパーや食べログのようなデータベース型の大手サイトがあまりありません。

下記検索結果画面のとおり、「パーソナルジム　エリア」のキーワードで検索するとおすすめサイトやパーソナルジムサイトが上位表示されています。

そのため、「パーソナルジム　地域名」で検索すると、大手サイトではなくパーソナルジムのサイトがでてきます。

大手ポータルサイトがあると、検索結果の上位を占めることが多く資本が大きい企業が独占するため、SEOで戦うことは難しくなってきます。

パーソナルジムの大手ポータルサイトが少ないため、同じエリアビジネスの業態である飲食業やホテル業と比較して早期に行うことが可能です。

SEOによる費用対効果が高い

エリアビジネスであるため、競合サイトが少ないことや本格的に力を入れている競合サイトが少ないことから、検索上位表示が早期に見込めて認知や集客につながってきます。

そのため、一般的に黒字転換するまで1年～1年半ほどかかると言われているSEO対策でも、パーソナルジムだと回収への時間があまりかかりません。

上記で説明した地名付きキーワードの場合、近隣によほど強力な競合がいない限りは、半年～1年ほどで成果が出ます。

一般的にSEO運用で黒字転換するまで1年～1年半ほどかかると言われています。

プロモーション費用に対してコスト回収及び黒字転換しやすいこともメリットのひとつです。

パーソナルジムが抑えるべき5つのSEO対策

SEO対策などを駆使して集客率を向上させた施策事例を下記記事で紹介しています。

パーソナルジムが抑えるべきSEO対策は、以下のとおりです。

上記の対策すべてを行えると、他の競合サイトがSEO対策をしてきても優位性をとることが可能です。

それでは、それぞれ見ていきましょう。

WEBサイトに必要なページが構成されているか確認

パーソナルジムを探しているユーザーへの必要なページが設置されているかを確認しましょう。

例えば、以下のようなページが重要です。

最低でも、WEBサイトに上記のページが設置されているかは確認しておきましょう。

ユーザーは自分の目的に合ったパーソナルジムやトレーナーとの相性を大事にしています。

そして、多くのユーザーは理論的に決定することより、直感的に判断し、ページ到達後3秒ほどでWEBページが自分が探している情報が期待できるかジャッジしています。

ユーザーが探していそうな情報である「料金」「設備」「立地」「トレーナー情報」は特にわかりやすく記載しましょう。

また、予約フォームが複雑であることや入力項目が多いことは、どれだけジムの魅力を伝えられても予約までたどり着かないことが多々あります。

予約する意思があるユーザーを取りこぼしてしまうことにも繋がりかねないのでスマホでも予約のしやすさが達成されているか常に確認していくことが大切です。

まずは、自社ホームページに上記ページが設置されているかを確認しましょう。

スマホレイアウトの最適化

Googleの公式発表でもスマホレイアウトの最適化で検索順位をつけることが記載されています。

モバイルフレンドリーになることで、ページの評価が高くなります。

一方、モバイルフレンドリーになっていないと、検索エンジンの評価が下がります。

モバイルフレンドリーとは、スマホ表示でのレイアウトが最適化されている状態のことです。

パソコン、モバイルやスマホのいずれのデバイスでも、レイアウトが最適化されていることが大切です。

特に近年では、エリアビジネスの場合、ほとんどのユーザーはスマホで情報収集から意思決定まで行っていますので、スマホレイアウトを中心にサイト設計していくといいでしょう。

ブログ記事更新

ブログ記事更新で、ユーザーに有益なコンテンツを揃えましょう。

例えば、有益なコンテンツとしては以下のとおりです。

といったコンテンツです。

上位表示できるコンテンツはまだまだたくさんあります。

そのため、上位表示できるコンテンツのバリエーションを増やすことが大切です。

まずは集客率アップに直結するような「パーソナルジム　地域名」で上位表示を狙い、

次のステップとして、悩みはまだまだあるがパーソナルジムに通うほどのモチベーションが少ないユーザーと接触ができるようなほかのキーワードを狙っていきましょう。

ブログ記事を更新している競合サイトは、まだ少ないため今からキーワードの選定を行い上位表示できる記事を作成していきましょう。

キーワードの選定では、下記のサイトなどを活用しましょう。ユーザーによく調べられている検索キーワードを調査できます。

出典：ラッコキーワード

パーソナルジムを探しているユーザーが調べていそうなキーワードをピックアップし、ユーザーの検索意図に答えるブログ記事を作成・更新することが、効果的なSEO対策になります。

SNSの活用

パーソナルジムでのSNSの活用はとても大切です。

SNSを活用することで、流入数の増加や被リンクの獲得の機会が増えます。

SNSで獲得した被リンクが有益であると、結果的にSNSの活用がSEOに貢献します。

また、認知が広まることで、検索エンジンからの指名流入を増やすことが可能です。

特にInstagram・Twitterは、フィットネスジム運営者の利用率が近年急激に上がっています。

まだ利用してない方、更新頻度が少ない方はぜひ積極的に活用することをおすすめします。

動画の活用

パーソナルジムは、ジムの施設紹介やトレーニングの方法を動画にしやすいサービスです。

動画を活用することで、動画検索にも対応ができるため、SEO対策にとても有効です。

また、動画を見ることで、視聴ユーザーをジムのファンに育成することができます。

「自分も通ってみたい」「自分でも頑張れるかも」と思わせるような動画をYouTubeやInstagramでのリールで投稿していきましょう。

MEO対策もパーソナルジムには効果的

パーソナルジムには、SEO対策だけではなく、MEO対策が効果的です。

MEO対策とは、簡単にいうとGoogleマップの上位表示を獲得することを指します。

「ローカル検索」「ローカルSEO」とも呼ばれ、店舗ビジネスやエリアビジネスにおいては、Webマーケティング上の重要施策となります。

最近では、マップからキーワードで検索する方も増えています。

そのため、Googleマップでの上位表示をさせることも重要です。

MEO対策の概要とパーソナルジムがどのように活用しているのか見ていきましょう。

MEO対策とは！？

MEO対策とは、「パーソナルジム　地域名」で検索したときに、Googleマップに登録しているパーソナルジムを上位表示させる対策のことを指します。

下記検索結果画面のように地図やパーソナルジム名、評価などが表示され、自然検索結果（SEO）より上位の枠に表示されます。

MEO対策がきちんとできていると、Googleマップだけでなく、検索エンジンでの検索結果にもよい影響を与えてくれます。

また、MEO対策を行ったときに得られるメリットは以下のとおりです。

SEO対策やMEO対策を行っているパーソナルジムがまだまだ多いため、今だからこそパーソナルジムで対策を行うべきです。

パーソナルジムの活用事例

パーソナルジムでの活用事例は、以下のとおりです。

パーソナルジムでMEO対策を活用する主な理由は、やはり認知と集客です。

MEO対策を行うことで間接的にSEO対策につながり、認知と集客率のそれぞれを改善することができますので、まだGoogleマップに登録していない場合はすぐに登録しましょう。

下記記事でもMEO（Googleビジネスプロフィール）について紹介しています。

【簡単】これだけはやっておこう！すぐにできる、効果絶大のSEO対策

タイトル・ディスクリプションのチェック

これまでSEO対策についての解説をいろいろ見てきたことで、

「たくさんやることがあって、何から始めたらいいのかわからない」と思い始めた方もいるのでは？

そんな方のため、知識がなくてもすぐにできて、かつ最も効果的なSEO対策を紹介します。

それは、タイトルとディスクリプションに「地名」と「パーソナルジム」を入れることです。

ご存じの方もいるかもしれませんが、タイトルとディスクリプション（説明文）は、Webサイトの各ページに設定できるものです。

タイトルはSEO対策として重要な項目の一つであり、適切な文字数や書き方をすることで検索順位が上がったり、ユーザーのクリック率向上につながります。

一方ディスクリプションは、検索順位に直接的な影響は与えないものの、コンテンツの内容を的確に伝えてクリック率の向上につながるのです。

したがって、あなたのパーソナルジムサイトの、すべてのページのタイトルとディスクリプションに「パーソナルジム　地域名」を記載しましょう。

タイトルの例としては次の通りです。

※〇〇＝地名（市区単位）、ｘｘｘ＝ジム名

ディスクリプションも同様に、各ページ「〇〇のパーソナルジムｘｘｘ。」の一文を記載しましょう。

もちろん、意味の通る文章になっていなかったり、説明文通りの内容でないものはNGなので注意してください。

上記のようなタイトル・ディスクリプションにすることで、Google、そしてユーザーが地域とあなたのパーソナルジムがリンクされていることを理解してくれるようになります。

まだ地域名を意識したタイトル・ディスクリプションを設定していない人はぜひ試してみてください。

弊社制作事例

制作背景

事業拡大のタイミングで制作のご依頼をいただき、新店舗出店に伴い、早期に会員様の獲得が必要なため、Google広告からの集客を前提にLPを制作いたしました。

主に女性がメインの顧客となり「気軽にダイエットができる」「専門トレーナーが会員様のニーズに合わせてプログラムを作成」を訴求軸として、女性が安心して入会できることを写真やデザインのビジュアルから想起できるよう設計させていただいた事例です。

現在はGoogleリスティング広告による集客目標が達成されたため、今後はSEO対策を強化し、中長期的に安定した集客を実現していく予定です。

さいごに

本記事では、パーソナルジムがSEO対策を行う理由やMEO対策について解説しました。

現時点で、SEO対策を行っている競合サイトが少ないため、検索エンジンでの上位表示を早期にすることで集客率をアップさせることが可能です。

また、MEO対策を掛け合わせることで、Googleマップでの上位表示も可能な上に、SEO対策にも大きな影響があります。

費用効果も高いため、パーソナルジムでSEO対策を行っていないのであれば、すぐに始めることがおすすめです。

ただ、知識もないままSEO対策やMEO対策を行っても、逆に費用がかさむだけで効果が得られません。

弊社はパーソナルジムのサイトリニューアルからSEOコンサルティングまで実績が豊富にあります。

もし、

「会員を増やすためにWebサイトをリニューアルしたい！

「Webサイトを使ってコスパよく集客したい！」」

「SEO対策したいけど手が回らない！」

という方は無料でご相談を受け付けております。お気軽にこちらからご連絡ください！

当記事がパーソナルジムのSEO対策で困っている方の役に立てば幸いです。