アニメ沼にハマった私に起きた10の変化
こんにちは。2021年から突然アニメにハマりすぎて沼入りしたことで世間を賑わせているWEBマーケターのかとうです。
アニメ沼のパイオニアとしてアニメにハマったきっかけや私が思うアニメにハマる理由、そして、アニメにハマった私に起きた変化を記事にしようと思います。
所々WEBマーケターらしく少しだけ、マーケティングの要素も入れながら紹介していきます。
アニメが映画化すれば、興行収入億。アニメのコラボカフェに行列。なんてことが当たり前な世の中で、まだ「アニメの何が面白いの?」「なんでそんなに人気なの?」という方に少しでも魅力が伝われば涙が出るほど嬉しいです。
まずはじめにアニメにハマる理由をマーケティングさながらに分析して2つに分けてみました。
目次
【結論】アニメにハマる理由はこれだ
1つ目の理由
非日常感を自宅で、一人で誰にも邪魔されず楽しめる
2つ目の理由
同じアニメが好きな人と共通の話題で盛り上がれる
グッズや映画、原作漫画・小説など、派生して新たな興味が生まれる
上記を見てみると、よくアニメにハマる理由は1つめの理由が多いですが、それではまだまだアニメ沼マスターとはいえません。
2つ目の理由こそが、アニメ沼を加速させる要因、そして、人間関係の構築、コミュニケーション。いわばこれら2つの要素は人生そのもの、つまりアニメは人生そのものといってよいでしょう。
もちろん異論は認めます(笑)
そしてここからは、アニメにハマったきっかけを映画のスタンドバイミーのようなノスタルジックな文面で解説していきます。
私がアニメにハマったきっかけ
きっかけは、家族からの紹介でした。
子どものときからあまりアニメを見る時間がなく、興味がなかった私は、大人になっても、旅行などアウトドアに過ごす休日の方が好きでした。
蝉時雨が降り注ぐ暑い夏、自転車をこぎながら、いとこの家に遊びに行ったときに、テレビで「アニメキャラ人気ランキング」をやっていました。
『人気の先生キャラランキング』で五条悟がランキングに入っていたことから、話が盛り上がり、いとこに強制的に呪術廻戦を見せられることに。
はじめは「今日の夜ごはんは何にしよう。エビフライにしようかな」ということを妄想しながらまったく期待していませんでした。
しかし
それがきっかけに
「あれ?アニメ、面白いかも…」と興味がムクムクとわいてきました。これがアニメ人生の転機となりました。
自宅に帰って、テレビ(Amazonプライム様)に張り付き、気が付いたら呪術廻戦を3日で血眼になりながら全話見終えていました。これが沼への始まり。
コロナで自宅時間が増えて、さらに沼へ沼へとハマっていったのでした…
アニメ沼にハマった私に起きた10の変化
アニメにドはまりした筆者は、人生に10の変化を与えてくれました。売れない自己啓発本のタイトルみたいですね(笑)
何周もする
まず、呪術廻戦は物語の展開もやバトルシーン、キャラクターの全てが面白かったです。中毒になったかのように、何周も観ました。
アニメ以外のドラマや映画でも、同じものを何度も観ることは初めての経験でした。
つまり、リピートですね!ダイレクトマーケティングの通販の定期購入等、気に入った商品やサービスはリピートしますよね。
アニメのように作品のファン化させることは、とても大事で商品やサービスのファン化ができることで、自社が展開する他商品なども購入や利用してもらえることに繋がります。
グッズや広告が目につく
これは職業病かもしれませんが、街を歩くと今まで見えていなかった世界が開いたかのように、アニメのグッズや広告が目につくようになりました。
はたから見ると虚空を眺めている1人の男性にも見えなくもないので、女子高生からは「あの人、疲れているのかな」と言われるひそひそ話を聞き流し、、、汗
コンビニの限定商品や、自動販売機、コラボ企画の広告などなど
今まで同じ道を歩いても気が付いてなかったところにアニメがたくさんあることに気が付きました。
Web広告を仕事にしている私からすると、これが「知っている」と「知らない」の違いなのか!と改めて認知の境目を感じた瞬間でした。
モノであふれる世の中で商品を売ることはかなり難しくなっている。
商品名でも何でも認知させることは非常に難しく、お金がかかる話で、小規模であればあるほど購入に近い層へのアプローチしかできません。
でも、「知っている」ということは最強。必要な人へ知ってもらうことにお金をかける価値は必ずあると思います。
これは消費者の脳内シェアの割合を少しでも自社商品で占めることに繋がります。
CMのようなマス広告や検索連動型のようなデジタル広告等を活用して企業が認知獲得やブランド確立に多くの費用を割く理由は少しでも脳内シェアの割合を高めて刷り込みをするためです。そして、脳内シェアを高めることに大きなメリットが存在します。
他のアニメも見漁る
ぶっちゃけ、アニメってヲタクっぽい…。とか思っていた私が、気が付いたら他のアニメも手あたり次第に見漁っていました。
この頃は「オタクでなんぼだろ」という教訓を頭の片隅に入れたまま目についたアニメを片っ端から見ていいました(笑)
どうやって選んだらいいの?と思う方がいるかもしれないので、オススメのアニメを紹介します。
- 呪術廻戦 (言わずもがな) バトルとか、呪文とか好きなら
- 鬼滅の刃 大人気!アニメーションのクオリティもすごい
- 僕のヒーローアカデミア 勇気をもらえる、個性豊かなキャラクターがたくさん
- ハイキュー バレーボールの青春系アニメ
- 弱虫ペダル 競技自転車の青春系アニメ
- バイオレットエバーガーデン 映像がキレイ!感動系
- 宇宙兄弟 宇宙を目指す兄弟の話。前向きな気持ちになれる
などなど
ちなみに、Amazonプライムもいいですが、Netflixに入ってしまえばほとんどのアニメが楽しめます!
マーケティング手法の1つで業界で認知度がある会社や商品、サービスに便乗して自社商品やサービスを販売するプロモーション方法があります。
ライバルマーケティングといった戦略で特にWEB広告のような柔軟性がある広告の場合にうまく活用することができます。
原作漫画も読むように
アニメを読んだだけではアニメ沼マスターとは言えません。せいぜい3段レベルぐらいです(笑)
アニメ沼マスターこと、わたくしかとうは原作漫画もぬかりなくチェックしています。アニメは原作が漫画のことがとても多く、時に小説のパターンもあるほどです。
オリジナル作品との違いや絵のタッチの違いも楽しむように。(大人の楽しみ方みたいな感覚)
人とアニメの話がしたくなる
人はすぐに共感を求めたがる生き物。とにかくアニメの話を誰かとしたくてたまらなくなってきました。同じアニメの共通言語で話せている感じがその人と仲良くなれた感じがすることや自分の承認欲求が満たされている感じがたまらなく快感。
この時注意することは自分ばかりしゃべりすぎないこと!そして、熱が強すぎると同 性異性問わず、現実世界と二次元とのギャップが強くなってしまうので、ご注意を!
SNSの台頭で身近な人以外にもお気に入りの商品やサービスをシェアできるようになりました。いわゆるクチコミですね!
クチコミで商品やサービスを紹介してもらえるようになると広告費をかけずとも優良顧客が自社に付きます。そして、恐ろしくコスト効率が高いです。
声優さんが気になり始める
「えっ!? アニメも原作漫画もチェックした?でも声優はどうでもよい?」という皆様はアニメ沼マスター7段降格です〜。
ついにここまできた……
複数のアニメを観ていく中で、「この声がいいな~好きだな〜」という別の興味が湧いてきました。アニメキャラをググっては声優さんを調べて、Youtubeで同じ人が演じるキャラの声を聞き漁る日もありました。
最近では、声優さんもテレビやラジオ、Youtubeチャンネルでの露出が多いので、声優さん自身のことも知るようになりました。
声優さん自体を推すかどうかは、私の知り合いの中でも賛否両論ですが、筆者は賛同しかありません!
賛否がある理由として、アニメを観ている時にアニメキャラに没入できなくなるそうで、好みによるからです。
順番は逆の場合もあるかもしれませんが、SNS全盛期の現在では、ある企業の社員さんのSNS発信をきっかけに商品やサービスの購入に繋がるケースもあります。
ひと昔前までは無かったマーケティングも出るかもしれません。
聞き分けできるようになる
新しいアニメを見始めると、この声はあの人だな?と声優さんが聞き分けられるようにまでなりました(ここまで来てしまった)
ここまで来ると履歴書の空欄で「この声優さーんだーれだコンテスト3位入賞」が書けるレベルです!私は何を言ってるのでしょうか…..
ちなみに推しは、内山昂輝様です。
呪術廻戦で狗巻棘やハイキューで月島蛍等を演じている人気声優さんです。
初めて観るアニメは、エンドロールで答え合わせをするのが楽しみです。
ときには我慢が必要と学ぶ
ここにきて、ちょっとマイナス面の話をします。
ストーリー上、最初の方から面白いアニメばかりではないということに気が付きました。当たり前です。
アニメを愛するには、ときには我慢が必要。
最後まで観たら面白いかも、という希望を捨てずに向き合う忍耐力が必要です。
かくいうわたくしかとうは鬼滅の刃の3話までは我慢強く観ました。
(関係者及びファンの皆様、申し訳ございません)
諦めたら試合終了だったので、最後まで見ようと続けました。
しかし、無惨様が現れた時、ひれ伏すようにドはまりしました。無惨様万歳!
布教し始める
ついに、少しうざいかもしれない人になっていきます…
あまりアニメを観る習慣がない親や、これまでアニメの話をしたことがない友人にもオススメのアニメを布教するようになりました。
あげくのはてには、近所の道路でA4サイズのチラシにして隣人にティッシュ配りのように配る始末です。すみません。嘘です。
このような信者になるとクチコミ以上に自社の商品やサービスの拡散や購買に顧客自らコミットしてもらえるようになります。
商品・サービス利用者とのコミュニケーション方法によっては広告費をかけずとも優良顧客がつくようになります。
CRMやメルマガ、顧客との定期セッション等、購入後のマーケティングも非常に大切です。
仕事に影響が出る
おめでとうございます。ここまでくるとアニメ沼マスターの仲間入りです。
入会要件は仕事への影響がバリバリ出た時。ちょっと頭おかしいんじゃない??と思われたかもしれません。
そうです、ついに仕事にも影響がで始めました。チャットで文章を打つとき、MTGで話をしているときに浮かんでくるのです。
彼らの名言や口癖が………!!!!!
アニメの世界は最高
アニメは人生そのものです。異論はいっさいがっさい認めません。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
私は、ハマると寝る間を惜しんでしまうタイプで、アニメも生活に影響を及ぼす程です。
ただ、一ついえるのは、本当に「知ってよかった」世界!!!
日本のアニメはすごい!とか聞くことがありますが、本当に元が絵なのが不思議なくらい
生きているようなキャラクター達と出会えて、制作の皆さんに感謝したいです。
ぜひ、あなたも、少しでも気になっていたら、お暇なときにアニメを楽しんでください。
そしてすでにアニメを楽しんでいる方々、一緒にさらに楽しみましょう!
It’sa piece of cake!
最後にマーケティングの話
マーケティングに触れると、【認知】とか【興味・関心】とかそういう顧客思考のファネルを耳にすることがあると思います。
今回、体感したのは、
【認知】って運動や睡眠といった習慣に匹敵するぐらい大事!!! ということ。
簡単にいうと、知って→試して→ハマって→より課金して→拡散したわけですが、
知らなかったら全て起きるはずがない行動です。
目に見えない【認知】を広げるためにお金をかけることは、そんな簡単な話ではないですが
売上の拡大に限界を感じているときは、潜在的なユーザーへの接点作りに視野を広げてみるのも方法の1つです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!